奈良県の北西部に位置する王寺町は、明治時代に奈良県内で初めて鉄道が開通した「鉄道の町」として発展してきました。近年は、大阪のベッドタウンとして、また、大阪と奈良をむすぶ、奈良の西の玄関口でもあり、西和地域の中核の町として知られています。
隣の斑鳩町には世界遺産の法隆寺があり、王寺町にも達磨寺や太子葬送の道など、聖徳太子ゆかりの多くの伝説が伝わっている歴史深い土地でもあります。
また、町の西部は金剛山地の最北端にあたり、多くの自然が残されています。標高274mの明神山は、低山ながら山頂からほぼ360度のパノラマが広がり、奈良盆地や大阪平野が一望できる町内の人気スポットです。
写真提供:王寺町観光協会