達磨寺の見どころ方丈の屋根の形が左右で違う開く
方丈というのは禅宗寺院によくある建築様式で、ほとんどが正方形で入母屋です。そしてまたほとんどが寺の本堂です。ここの方丈はたいへん珍しく、本堂ではありません。またとても珍しく、片方が入母屋(いりもや:写真の屋根の左側)で、もう一方が切妻(きりづま:同右側)です。方丈でなくてもこんな形は見たことがありません。
理由はよくわかっていません。水木しげるさんの本に出てきた方丈がこんなだったような。関係あるのかな、でもあれは妻入り(入口が横ではなく妻側にあること)の上にヒサシが付いただけだしなあ。いずれにしても日本のみならず世界的に珍しい建物ではないでしょうか。